「毎日の丁寧な洗顔が大切」と、このサイトでは何度も紹介しています。では、丁寧な洗顔とはどのような洗顔をいうのでしょうか?
よく言われていることですが、大事なのはゴシゴシ擦らないということです。洗顔石鹸をよく泡立て、キメの細かい泡でお肌を包み込むようにして、汚れを泡に吸着させるようなつもりで洗ってください。
それでは洗った気がしないという方は、擦るのではなく、そっと撫でるようなつもりで洗ってみてください。今までゴシゴシ擦って洗っていた場合、いきなり泡で・・と言われても気持ちの上で無理があるとおもいますので。
急にやり方を変えるのが無理なら、徐々に変えていけばいいのです。一番大事なことは、継続することです。
すすぎのときも、肌を擦らないようにします。シャワーですすげば肌を擦らずに済むのですが、両手でお水をすくって濯ぐ場合は、肌を擦らないようにして、綺麗な水で何度か濯ぐようにします。
洗顔後の拭き取りも大事です。タオルでそっと抑えて水分を拭き取るようにします。
丁寧な洗顔とは、大切な宝物や傷つきやすいものを扱うようなつもりで洗顔すること
ほんの少しの傷をつけることもなく汚れを落とすのが丁寧な洗顔。
そんな風に考えていただければ間違いないと思います。
汚れた靴下を洗うわけじゃあるまいし、顔をゴシゴシなんて洗う訳ないでしょ!?と思っている人、いませんか?
喫茶店や居酒屋で時々見かける、おしぼりで顔を拭く男性のような感じで洗うのがゴシゴシ洗うというイメージだった私は、まさかあんな風に顔をゴシゴシ洗う訳などないでしょ!?と、そう思っていました。
でも洗顔のときの自分の行動を思い出してみると、よく洗えてなさそうな小鼻の脇とか、洗顔の時に指に当たった吹出物の周囲などは、皮膚が波打つような感じで石鹸をつけて洗っていることに気づいたのです。
たとえ一部分とはいえ、実は、ゴシゴシ洗っていたんですね。(ーー;)
しかも、すすぎの時もちゃんと濯げていないような気がして、私はすすぎの時にも顔を擦るようにしていたことに気づきました。(ーー;)
洗顔とすすぎのダブルで肌にダメージを与え続けていたわけです。
自分のこの行動に気づいてからはさすがに注意して洗うようになりましたが、まだ自分で気づいていないだけで、私と同じような洗顔をしている方が、なかにはいらっしゃるのではないでしょうか?
お肌の状態がイマイチだという方は、泡で洗うなんて知ってるよ!とか、ゴシゴシ洗ってなんていないよ!と頭から決めつけず、自分はどんな風に洗顔しているのかを、もう一度よく思い出してみてくださいね。
分かっていても、実際は出来ていないことって案外多いものです。
今更言われなくてもご存知だと思いますが、もう一度いいますね。
洗顔のポイントは、「やさしく丁寧に、泡で包み込むようにして洗う」
ことです。