洗浄力が強いということは、それだけ肌への負担も強いということです。ご自分の肌の状態にあった洗顔料を選んで、必要な皮脂分まで落としてしまわないように気をつけましょう
毛穴の悩みで多いもののひとつに、オイリー肌があります。肌全体が脂ぎっていると、エネルギッシュなイメージを通り越して、ギトギト・・・と悪いイメージのほうが強くなってしまいますね。
毛穴のお手入れで大切なポイント、「基本は丁寧な洗顔」の項目で書いたことを踏まえつつ、洗顔のことをもう少し詳しく書いてみようと思います。
肌が脂ぎっていると、落とさなくちゃ・・・と思い込んで洗顔の回数を増やしたり、洗浄力の強い洗顔石鹸を使ってみたり、と脂分を落とすことだけに集中してしまいがちになります。過剰な皮脂分ならその方法でも良いのですが、それは本当に過剰な皮脂なのでしょうか?
肌を保護する役目の、本来必要な皮脂分まで洗い落としてしまうと、体は肌を保護しようとして、もっと皮脂を分泌するようになります。ですので、洗顔をしすぎると、皮脂腺の少ない部位は乾燥気味の肌なのに皮脂腺の多いTゾーンはやたら脂ぎってしまうという、お肌の二極化が進んでしまう結果になるのです。
肌が脂ぎっていると思う方は、ご自分が本当の脂性肌(肌全体)なのか、乾燥や洗顔のし過ぎによって余計脂分を分泌させてしまった結果の脂性肌なのか(皮脂腺の多いところだけが脂っぽい)をよく見極める必要があります。
自分はオイリー肌だと思っていらっしゃる方、
洗顔石鹸の選び方、間違ってないですよね?
もしかしたら、もう一度ご自分のお肌の状況と洗顔石鹸があっているかどうか、見直してみる必要があるかもしれませんよ。